「定性要因のすすめ」“冷静に自社を評価してみる”

今回のテーマである「定性要因」は、外部から内部から、自社の社会にとっての位置づけ
「会社」すなわち=「社会」すなわち「会社」)ポジションを認識する、経営者にとって
今後において重要な「自社診断」といってもいいでしょう。
特にこの評価の基準内容を知り、ことば・文章化することで、何らかの気づき、
経営の課題解決方法が見えてくるはずです。
最初は主観が入ってもいいでしょう。先ずはやってみること。

①市場動向:現在の日本経済、世界経済はどのような動きになっているのかを確認
     (人にあって聞いてみる、ニュース等で最近の情報をキャッチ)する
②景気感応:景気に左右されてしまうのかを業界全体を改めて認識する
③市場規模:マーケットの動向と業界規模との関係、比率を確認してマクロ的要因を調べる
④競争状態:上記と同様に競争原理とそのソリューション等の事例をみていく
⑤事業の経歴:何年選手か?そしてその間で、手に入れた失敗や勝つための戦略を上手く
       活かして、継続発展のための施策・要領を確認する
⑥経営者:経営方針は、社長自ら述べるのはおかしいので、外部の経営コンサルタント、
     税理士などにきく。
⑦株主:昔と現在では何か変化がおきていないか、コミュニケーションも必要
⑧従業員:経営理念に浸透されているか、上司目線でなくお客様目線で働いているか、組織的に問題はないか
⑨営業基盤:圧倒的に存在するか、その威力はどのぐらいか、経営戦略と戦闘力が一緒に機動しているか
⑩シェア:状況を確認するための競合分析資料は偏りなく用意されているか
⑪競争力・機動力は、他社と違う差別化するものをもっているか

以上、ざっと簡潔に思考ポイント、判断基準の考え方を列記しましたが、自社独自の
経営方針による、さらに掘り下げたコンテンツや内規でもって確認してみることを
お勧めします。必ず、新しい発見があり、「時」はそこに留まらず、諸行は無常で
あることを再認識するでしょう。
そう、次世代は正に“イノベーション”なのです!

 

定性要因

 

                ※図は「定性要因」の4象限カスタマイズ法の一部です

4象限カスタマイズ法とは

弊社は、この方法を1つの大局の経営計画としてご提供しております。

最初に、テーマを「経営」に欠かせない4つの「窓(切り口)」に分けて、その4つに分化したカテゴリーをさらに深堀して、現状分析(入口)から課題解決そして、成長後の姿(出口)までを捉えた施策を、自社にとって最も効率的で優れた「戦略」「戦術」を導入したプロジェクトを発足します。

このプロジェクトによって完成された会社が、自社のコアの特性を生かし、最も具体化、可視化された機動的な組織(仕組み)を構築する方法が、当社独自のコンサルティング「4象限カスタマイズ法」です。このやり方を今回は一つの例として、経営の「シナリオ」として4分化したもの(将来の会社の方向)を例にしてご紹介します。

ここで必要なのは、シナリオは必ず経営者(社長)が日頃意識して描いているもの別の言い方とすれば「ロードマップ」を言葉化にした脚本を作成していきます。

4象限図

そして、その描いているシナリオを変動させるものとして「軸」を考えます。この軸は、当社が長年中小企業とお付き合いした実績と経験から得た、経営者の考え方、采配などを統計分析によって組み合わせたものとなりますが、今回は(図)のようにシンプルに「時間軸」と「景気軸」を例にしています。

この他にも、社長の「思考」「承継」「投資」軸などを組み合わせる場合があります。

シナリオは時に変わります、また軸も同様です。
はじめの内は、普段の意識、イメージを中心につくります。
(方眼用紙を用います)

(図)の時間軸では、現在の景気から10年後の景気を先読みしてみます。
ここで、自社と競合他社とのシェアについてポジショニングをやってみましょう。(ここでの先読み、ポジショニングは個別でご指導しています)

あなたがその当時の主人公となる「将軍」を演じて考えてみて下さい。

現在=(鎌倉)5年後=(室町)10年後=(戦国)

といった時間軸の中で、どう戦うべきか、どう振舞い采配を行うべきかをイメージして、その要所に勝因、敗因の根拠、原因、想定、仮設、将来への道筋をシナリオ(言葉)で落とし込んでみる。

といった様な、少し堅苦しくなく遊び心でもって先ずは作ってみてはどうでしょうか。

もしもあなたが、ここで・「いかように城を守り抜けるか」・「難儀だ、知恵がほしい」・「どなたか、力をかしてはくれぬか」のようなシーンがあるかと思います。
その決断の際に欠かせないのが、今も昔も変わらない「軍師」「参謀」・・・役の「経営企画室」!の存在です。

もう一度、歴史書(世界史でもいいでしょう)を紐解いて、当時の有名な軍師の手法などを調べてみてはどうでしょうか。
きっと、その人たちの戦略、戦術によって、天下分け目の大きな機会を得たか逃したか、といったシーンが甦ってくるのではないでしょうか。

 

現在の会社経営においても同じことですね。
社長(将軍)にはその社長(将軍)にあった軍師の存在の必要性に気づくはずです!

以上、一度は試してみたい「4象限カスタマイズ法」と実践的なシナリオプランニングのお話をしました。